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<新興国eye>トルコ中銀、主要政策金利を据え置き―市場予想通り
2021-02-19 11:17:00.0
トルコ中央銀行は18日の金融政策決定会合で、主要政策金利である1週間物レポ金利を17.00%に据え置くことを決めた。据え置きは前回1月会合に続いて2会合連続。市場予想通りだった。
中銀は20年の9月会合で新型コロナのパンデミック(感染症の世界的大流行)による経済への悪影響が薄れ、景気回復ペースが速まったため、インフレが加速し始めたとして、18年9月以来2年ぶりに2.00ポイント利上げした。10月に金利を据え置いたが、11月会合で、一段とインフレを抑制するため、政策金利を一気に4.75ポイント引き上げ、12月の前回会合でも2.00ポイントの追加利上げを決めた。これで利上げ幅は20年以降、計8.75ポイントに達したことを受け、1月会合で据え置きに転じていた。
中銀は会合後に発表した声明文で、主要政策金利を据え置いたことについて、「強い内需や為替相場変動などのコスト効果、輸入食品やコモディティ(国際相場商品)の価格上昇、高水準の期待インフレ率が引き続き、企業の価格設定行動やインフレの先行き見通しに影響を与えている」とし、インフレ加速懸念を示したが、その一方で、「今後、(20年11月と12月の過去2回の利上げ)強力な金融引き締めによるインフレ減速効果が一段と高まることにより、内需やコスト効果によるインフレへの影響(上ブレリスク)は徐々に緩和していく」とし、当面は利下げ効果を見守りたい考えを示した。
ただ、「5%上昇の物価目標が達成され、インフレ率が恒久的に安定するまでは、ディスインフレ(物価上昇率の鈍化)効果が続くよう金融引き締め政策を維持する」とした上で、今回の会合でも「金融引き締めスタンスを維持することにより、恒久的な物価安定を達成し、カントリーリスクプレミアム(国家リスクに対し追加的に求められる上乗せ金利)を引き下げ、また、ドル化の流れを逆転させ、外貨準備高の増大と金融コストの低下を引き起こす」との文言を残した。
市場では、インフレ率が中銀予測の範囲内にあるものの、今後、インフレが加速する可能性があるため、中銀は4月末までに1.00ポイントの利上げに踏み切るとみている。中銀も声明文で、「インフレ率の恒久的な低下や物価安定を示すかどうか経済指標を注視し、もし必要があれば追加の金融引き締め措置を講じる」とし、インフレが加速する場合には追加利上げの可能性を示唆している。
次回の金融政策決定会合は3月18日に開かれる予定。
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提供:モーニングスター社




