youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、米株高やペトロブラスの急伸で4週ぶり急反発=BRICs市況

2021-02-08 10:07:00.0

 前週(2月1−5日)のブラジル株式市場は5日のボベスパ指数が前日比0.82%高の12万240.3、週間ベースでも1月29日終値比4.50%高となり、4週ぶりに急反発した。

 週明け1日の指数は反発して始まり、3日まで3連騰した。

 週前半は、前の週末の米株市場の急伸を好感し、ブラジル市場でも買いが優勢となった。また、ブラジル議会の上院と下院の議長選挙で、いずれもボルソナロ大統領寄りの候補者が選出されたことから買い安心感が広がった。その後は、バイデン米大統領の1兆9000億ドルの追加景気刺激策が議会で前進する兆しが見えたことや、ユーロ圏20年10−12月期GDP(国内総生産)が前期比0.7%減と、市場予想(0.9%減)よりも落ち込みが小幅となったことが好感され、買い優勢となった。

 週半ばは、スペイン金融大手サンタンデールのブラジル法人、バンコ・サンタンデール・ブラジルが20年10−12月期決算で予想を上回る大幅増益となったことを受けて上昇し、指数の上げを主導した。

 4日は4日ぶりに反落。海外市場が落ち着く中、ブラジルの上下両院の議長が向こう6−8カ月以内に税制改革を完了する方針を示したものの、市場は動意薄となり、小幅下落した。

 週末5日は反発した。ボルソナロ大統領が国営石油大手ペトロブラスの燃料価格の決定に干渉しない方針を示したことが好感され、3%超急伸し、ボベスパ指数は12万ポイントの大台を回復した。

 今週(8−12日)の株式市場は、財政健全化問題や新型コロナ感染再拡大、ワクチン接種の動向、米国の追加景気対策、米中関係、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表予定は9日の1月IPCA(拡大消費者物価指数)や10日の20年12月小売売上高、12日の20年12月IBC−Br経済活動指数など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社