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新興国ニュース

<新興国eye>ロシア20年GDPは前年比3.1%減―市場予想ほど悪化せず

2021-02-03 11:37:00.0

 ロシア連邦統計局が1日発表した同国の20年GDP(国内総生産)・速報値は前年比3.1%減となった。新型コロナのパンデミック(感染症の世界的大流行)による国内経済への悪影響やロシア産原油への需要低下、原油価格の急低下が影響し、11年ぶりの大幅減少となった。ただ、市場予想の3.7%減やロシア経済発展省の予想(3.9%減)ほどは落ち込まなかった。また、スペインの11.0%減、フランスの8.4%減、ドイツの5.0%減など、欧州各国に比べると下落幅は抑えられた。

 20年GDPがマイナスとなったのは、主に、ホテルやレストランなどの観光業や運輸業、文化・スポーツ・レジャー業などでの大幅な落ち込みが要因。また、産油国であるロシアにとって、GDPに占めるウエートが高い原油輸出が昨年3月初めの原油価格の急低下で減少したことも響いた。主な内訳は製造業が前年比横ばいとなった一方で、鉱業は同10.2%減、運輸・倉庫業も同10.3%減、ホテル・レストラン業は同24.1%減、文化・スポーツ・レジャー業も同11.4%減と、大きく落ち込んだ。また、支出面から見たGDPのうち、個人消費は同8.6%減、輸出は同5.1%減だった。

 経済発展省は、21年のロシア経済の見通しについて、4−9月期は前年比で伸びが急低下したあと、10−12月期に前年比7.4%増と急回復し、21年全体で同3.3%増になると予想している。ちなみに、パンデミック前の20年1−3月期は同1.6%増だった。

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提供:モーニングスター社