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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、米景気の弱気見通しや海外市場下落で続落=BRICs市況

2021-02-01 10:28:00.0

 前週(1月25−29日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の29日終値が前日比1.23%安の1367.64、前週比でも3.57%安となり、続落した。

 週明け25日の指数は3営業日続落して始まった。ルーブル安のほか、春節(旧正月)で帰省ラッシュが予想される中国で新型コロナ感染が再拡大したことが嫌気された。

 26日は反発。ルーブルが上昇に転じたほか、石炭大手ベロンが少数株主に新株を売り出すとの憶測で急騰し、指数の上げを主導した。

 27日は反落し、週末29日まで3営業日続落した。

 27日は、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策決定会合であるFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、利益確定売りが強まった。その後、FRBは市場予想通り、ゼロ金利と量的金融緩和策を据え置いたものの、パウエルFRB議長が会見で、新型コロナの感染再拡大が米経済を悪化させているとの認識を示した上で、「新型コロナの変異株が経済の先行き見通しの不確実性を高めている」と発言し、米株市場が急落。28日はロシア市場でも売りが一段と強まった。

 29日は、世界的な新型コロナの感染再拡大懸念で、アジアや欧州の株式市場が下落し、ロシアでも売りが広がった。

 今週(1−5日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ感染再拡大や変異ウイルス、ワクチン接種などの動向、世界経済、特に米国の追加景気刺激策、米国の対ロ制裁、ロシア国内の景気対策や原油価格、ルーブル相場、身柄を拘束された反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の裁判と反体制派の抗議集会などが焦点となる。このほか、原油価格に影響を与える2日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や3日の米EIA週間石油在庫統計も注目。主な国内経済指標の発表予定は1日の1月製造業PMI(購買担当者景気指数)や、3日の1月サービス業PMI、5日の1月CPI(消費者物価指数)など。今週の指数は1280−1400ポイントの取引が予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社