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<新興国eye>前週のインド株、英製ワクチンや米追加景気支援法案成立で9週続伸=BRICs市況
2021-01-04 08:54:00.0
前週(12月28日−1月1日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の1日終値は前日比0.25%高の4万7868.98、週間ベースでも12月24日終値比1.91%高となり、9週続伸した。
週明け12月28日の指数は買い優勢で始まり、21年相場入りした週末1日まで7連騰した。
週前半は、トランプ米大統領が9000億ドル規模の追加景気支援法案に署名したことが好感され、米株市場やアジア市場が上昇したことを受け、インド市場でも買いが優勢となった。世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズが米スポーツ・ファッション大手IMGワールドワイドを700万ドルで買収したことも指数の上げを主導した。その後も、インドのワクチン生産大手セラム・インスティチュートが英製薬大手アストラゼネカ製ワクチンの緊急使用を数日以内に承認するとの見通しを示したことで買い安心感が広がった。
週後半は、これまでの相場上昇を受け、利益確定売りが出たものの、その後はリライアンス・インダストリーズが上昇して相場を下支えした。
週末も堅調な相場が続き、指数は日中で過去最高値となる4万7980ポイントを付けた。スズキ<7269>のインド法人マルチ・スズキ・インド(MSI)の12月新車販売台数が前年比20%増となったことを受け、自動車セクターが上昇し、また、金融株も買われ、上げを主導した。
今週(4−8日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大や変異ウイルス、ワクチン接種の動向、世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、米国の追加景気刺激策、原油価格の動向、インド国内の景気回復動向などが注目される。主な経済指標の発表予定は4日の20年12月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)や6日の12月日経サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




