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<新興国eye>前週の上海総合指数、中国・EU投資協定締結や景気回復期待で3週続伸=BRICs市況
2021-01-04 08:46:00.0
前週(12月28−31日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の31日終値が25日終値比2.25%高の3473.069となり、3週続伸した。週末1月1日は元旦で休場だった。
週明け12月28日の指数は続伸して始まった。27日に国家統計局が発表した20年11月全国工業企業利益が前年比15.5%増と、7カ月連続で増加したことや、中国のGDP(国内総生産)が予想より5年早い28年に米国を抜き、世界最大になるとの観測が買い材料となった。
翌29日は反落。米財務省が中国人民解放軍の実効支配企業への投資を禁止する規制の詳細を発表し、その子会社や対象企業が組み込まれたETF(上場投資信託)も規制対象に含めるとしたことが嫌気された。
30日は急反発し、31日も大きく値を上げ、続伸した。
30日は、英米などで新型コロナワクチンの接種が始まり、21年の景気回復への期待感からアジア株が上昇し、中国でもエネルギーと天然資源のセクターを中心に買いが広がったほか、充電池大手寧徳時代新能源科技(CATL)が増産計画を発表したことから急伸し、指数の上げを主導した。
31日は、中国政府がEU(欧州連合)と相互の企業進出ルールを定めた投資協定の締結で合意したほか、中国政府が年金基金の株式投資比率を引き上げる方針を示したことを受け、一段高となった。
今週(4−8日)の株式市場は、引き続き新型コロナ感染や変異ウイルス、ワクチン接種の動向、世界経済の動向、米中関係、海外の金融市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティー(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表予定は4日の12月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)や6日の12月財新サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




