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<新興国eye>前週のインド株、景気回復期待や海外投資家の買い越しで7週続伸=BRICs市況
2020-12-21 10:36:00.0
前週(14−18日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の18日終値は前日比0.15%高の4万6960.69、週間ベースでも11日終値比1.87%高となり、7週続伸した。
週明け14日の指数は買い優勢で始まり、週末18日まで6連騰した。
14日は、前の週末に発表されたインド10月鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことや、経済予測機関がインドの20年度経済成長率見通しを相次いで上方修正したことなどが買い材料となった。
15日は、インド格付け大手CRISILが20年度インド成長率見通しをマイナス9.0%からマイナス7.7%に上方修正したことが好感されたものの、前日引け後に発表された11月CPI(消費者物価指数)が前年比6.93%上昇と、インド準備銀行(RBI)の許容レンジ(2−6%上昇)を上回ったため、RBIの追加利下げ余地が縮まったとの見方が上値を抑えた。
16日は、インド経済は22年に2ケタ成長になるとの思惑や個人消費の盛り返し期待で海外機関投資家からの買い越しが続いたほか、米格付け大手S&Pグローバル・レーティングが20年度インドGDP(国内総生産)見通しを上方修正したことなども支援材料となった。
17日は、世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズと住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)が買われ、指数の上げを主導した。
週末18日も、インド経済の回復期待から海外機関投資家からの買いが衰えず、相場は一段と押し上げられた。
今週(21−24日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大やワクチン接種動向、世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、米国の追加景気刺激策、原油価格の動向、インド国内の景気回復動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定はない。25日はクリスマスの祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




