新興国ニュース
<新興国eye>前週のブラジル株、強い経済指標や中銀の金融緩和継続を好感し6週続伸=BRICs市況
2020-12-14 10:49:00.0
前週(7−11日)のブラジル株式市場は11日のボベスパ指数が前日比0.001%安の11万5128とほぼ横ばい、週間ベースでは4日終値比1.21%高となり、6週続伸した。
週明け7日の指数は5営業日ぶりに小反落して始まった。前の週末までの連日の相場上昇を受け、高値警戒感から利益確定売り優勢に。
8日は小反発。11月IPCA(拡大消費者物価指数)が前月比0.89%上昇(前年比4.31%上昇)と、市場予想を上回り、伸びが前月から加速したことから景気回復期待が強まった。
9日は反落。引け後に中銀の金融政策決定会合を控え、投資家は積極的な買いを控えた。
10日は急反発。前日の中銀が金融政策決定会合で政策金利を過去最低水準の2.00%に据え置き、今後も当面、金融緩和スタンスを継続する考えを示したことが好感されたほか、10月小売売上高が市場予想を上回ったことも支援材料となった。
週末11日は小反落もほぼ横ばい。
週末は米追加景気刺激策をめぐる与野党議会協議の難航、欧州の新型コロナ感染再拡大、英・EU(欧州連合)間協議の不調を受け、海外株安となる中、ブラジル市場でも利食い売りが出た。
今週(14−18日)の株式市場は、財政健全化問題や新型コロナ感染再拡大、ワクチン接種動向、米国の追加景気対策、米中関係、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向、企業決算などが注目される。主な経済指標の発表予定は14日の10月IBC―Br経済活動指数や18日の11月経常収支など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




