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<新興国eye>前週のインド株、ワクチン早期導入期待高まり4週続伸=BRICs市況
2020-11-30 09:49:00.0
前週(23−27日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の27日終値は前日比0.25%安の4万4149.72、週間ベースでは20日終値比0.61%高となり、4週続伸した。
週明け23日の指数は買い優勢で始まり、24日も値を上げ、3営業日続伸した。
23日は、米国で新型コロナワクチン接種が12月中旬にも開始されるとの報道を受け、海外株高となったことや、インド経済が10−12月期にプラス成長に回復し、国内のワクチン接種が21年2月にも始まるとの観測で、早期景気回復への期待が強まり、買い優勢となった。24日も、インドのワクチン生産世界最大手セラム・インスティチュートが英・スウェーデン資本の製薬大手アストラゼネカのワクチンをインド国内で供給することを明らかにしたことを受け、ワクチン接種への楽観的な見方で買い安心感が広がった。
25日は利益確定売り優勢で反落。
26日は反発した。米国の政権移行への懸念後退やワクチン接種が近いとの見方が広がったほか、米証券大手がインド7−9月期GDP(国内総生産)について、前期の前年比24%減から同7.8%減に大幅改善するとの見通しを示したことを受け、買い優勢となった。
週末27日は小反落。インド7−9月期GDPが引け後に発表されるのを控え、売り買いが交錯し、結局マイナス圏で引けた。
今週(12月1−4日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大や新型コロナワクチンの開発動向、世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、米国の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュース、インド準備銀行(RBI)の金融政策決定会合(4日)などが注目される。主な経済指標の発表予定は1日の11月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、3日の11月日経サービス業PMIなど。11月30日は「シーク教ナナック生誕日」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




