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<新興国eye>前週のブラジル株、強い経済指標や米大統領選の結果受け続伸=BRICs市況
2020-11-16 11:04:00.0
前週(9−13日)のブラジル株式市場は13日のボベスパ指数が前日比2.16%高の10万4723、週間ベースでは6日終値比3.76%高となり、続伸した。
週明け9日の指数は買い優勢で始まり、10日も値を上げ、6連騰した。
週前半は、米大統領選挙で民主党のバイデン候補の当選がほぼ確実となったことを受けて海外市場が堅調となり、ブラジル市場でも買いが優勢となった。また、米医薬品大手ファイザー<PFE>が独同業大手バイオエヌテック<BNTX>と共同開発中の新型コロナウイルス向けワクチンが後期臨床試験で90%超の有効性を示したとの報道も相場上昇に大きく寄与した。その後も原油高を受け、指数の構成ウェートが高い国営石油大手ペトロブラスが約7%高と急伸し、指数の上げを主導した。
11日は反落し、12日も値を下げ、続落。
週半ばから後半は、利益確定売りが出たほか、9月小売売上高が市場予想を下回ったことなどが嫌気された。
週末13日は3日ぶりに急反発した。ブラジルのGDP(国内総生産)の先行指標である7−9月期月IBC−Br(経済活動指数)が強い結果となり、リセッション(景気後退)を脱したとの見方が強まった。
今週(16−19日)の株式市場は、国内の財政健全化問題や新型コロナ感染再拡大、新型コロナワクチンの開発動向、米国の追加景気対策、米中関係、欧米やアジアの市場動向、原油などの国際商品相場の動向、企業決算などが注目される。主な経済指標の発表予定はない。20日は「黒人意識の日」の休日で休場となる。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




