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<新興国eye>前週のインド株、強い経済指標と銀行セクター買いが主導し大幅高=BRICs市況
2020-11-09 10:04:00.0
前週(2−6日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6日終値は前日比1.34%高の4万1893.06、週間ベースでも10月30日終値比5.75%高となり、大幅反発した。
週明け2日の指数は反発して始まり、週末6日まで5連騰した。
週前半は、7−9月期の当期利益がアナリスト予想を上回ったICICI銀行など好決算となった銀行セクターが買われ、相場を押し上げた。また、10月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)が58.9と、10年5月以来約10年ぶりの高水準となり、景気回復のペースが加速しているとの観測が広がったことも相場を支援した。
週半ばから後半は、10月日経サービス業PMIが54.1と、20年2月以来8カ月ぶりに好不況の判断の分かれ目となる50を超えたことを好感したほか、財務省がインドの成長率が20年度末(21年3月末)までに新型コロナのパンデミック(感染症の世界的流行)前の水準に戻るとの見通しを発表したことも買い材料となった。
週末は、世界最大の製油所を有するリライアンス・インダストリーズが傘下の小売事業をめぐり、サウジアラビアの資産運用ファンドから13億ドルの追加投資を受けたことが好感され、急伸。好決算を発表したインド複合企業大手ITCも買われ、指数の上げを主導した。
今週(9−13日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大や世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、米国の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定は12日の9月鉱工業生産や13日の10月貿易収支など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




