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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、新型コロナ感染再拡大や原油安で大幅反落=BRICs市況
2020-11-02 10:33:00.0
前週(10月26−30日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の30日終値が前日比1.15%安の1066.6、前週比で8.37%安となり、大きく反落した。
週明け10月26日の指数は反落して始まり、28日まで3日続落した。
週前半から半ばにかけては、欧米での新型コロナ感染再拡大で海外市場が軟調となったことやブレント原油先物価格が1バレル=40.6ドルに下落したことが嫌気されたほか、フランスやドイツなど欧州主要国が感染再拡大によるロックダウン(都市封鎖)の再導入を決めたことなどを受け、地合いが悪化した。
29日は4日ぶりに小反発。原油先物価格が36.6ドルまで下げたことが嫌気された一方、米7−9月期GDP(国内総生産)が前期比年率換算33.1%増と、市場予想を上回ったことが支援材料となった。
週末30日は反落した。世界的な感染再拡大や米大統領選を控え、リスク投資を回避する動きが強まり、売り優勢となった。
今週(2−6日)のロシア市場は引き続き、新型コロナ感染再拡大や世界経済、特に米国の大統領選挙(3日)の結果や追加景気刺激策、ロシア国内の景気対策や原油先物価格、ルーブル相場、主要企業の四半期決算、原油価格に影響を与える3日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や4日の米EIA週間石油在庫統計などが焦点となる。
さらには、旧ソ連・ベラルーシの政治混乱やロシアの野党指導者の毒殺未遂事件に絡んだ西側による対ロ制裁も注目される。米大統領選で民主党のバイデン候補が勝利すれば、対ロ制裁は一段と強化されるとみられている。主な国内経済指標の発表予定は2日のロシア10月製造業PMI(購買担当者景気指数)や6日の10月CPI(消費者物価指数)など。RTS指数の予想レンジは1000−1200ポイント。4日は「民族統一の日」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




