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<新興国eye>ベトナム外貨準備高930億ドル、直近1カ月で10億ドル積み上げ
2020-10-14 15:44:00.0
ベトナムの国家主席であるグエン・フー・チョン共産党書記長は9日開催の第12回共産党全国大会の党中央執行委員会第13回会議の閉幕式で、経済社会開発状況について言及し、ベトナム国家銀行(中央銀行)の報告として外貨準備高(ゴールド含まず)が930億ドル(約9.9兆円)に増加したことを明らかにした。
この数字は前年末比18.7%増、18年の1.7倍、15年の3.3倍にも達している。
グエン・スアン・フック首相はこれに先立つ9月4日開催の政府定例会合で、外貨準備高(ゴールド含まず)が920億ドル(約9.8兆円)となっており、年末までに1000億ドル(約10.6兆円)となる見通しを発表した。
中央銀行が直近1カ月で外貨準備高を積み上げるため10億ドル(約1060億円)の外貨を買い入れた試算となる。
中央銀行の相次ぐ外貨買い入れの動きに関連し、ベトナムが米国から調査を受けて「為替操作国」に認定される危機が高まっている。
なお、米国は、年間の対米貿易黒字、GDP(国内総生産)に対する経常黒字比率、一方的かつ継続的な為替介入の3つの指標に基づき、該当する国・地域を「為替操作国」に指定している。
【筆者:VERAC Company Limited】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業約760社の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは70万社を誇る。15年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




