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<新興国eye>前週のインド株、堅調な経済指標やRBI総裁発言受け続伸=BRICs市況
2020-10-12 09:39:00.0
前週(5−9日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の9日終値は前日比0.81%高の4万509.49、週間ベースでも1日終値比4.68%高となり、続伸した。
週明け5日の指数は買い優勢で始まり、週末9日まで7連騰した。
5日は、世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズの小売事業部門、リライアンス・リテールがシンガポール政府投資公社(GIC)と米プライベートエクイティ(PE)ファンド大手TPGなどから計1359億8000万ルピーの出資を受け急伸し、指数の上げを主導した。6日は、住宅金融大手ハウジング・デベロップメント・ファイナンス(HDFC)が堅調な融資の伸びとなったことを受けて買われた。
7日は、トランプ米大統領が追加景気刺激策をめぐる議論を11月3日の大統領選挙後に先延ばしたことが嫌気されたものの、リライアンスとHDFCが引き続き買われ、相場を下支えした。8日は、ソフトウエア大手のタタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)とウィプロが自社株買いを発表したことを好感してITセクターが買われ、指数の上げを主導。
9日は、インド準備銀行(RBI)が金融政策決定会合で政策金利を据え置いたが、ダスRBI総裁が初めて「景気の最悪期が終わった可能性がある」、「景気を持続的に回復させるため、必要な限り、金融緩和スタンスを少なくとも21年まで続ける」と発言したことが好感され、一段高となった。
今週(12−16日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大や世界経済、特に米・中・欧の動向、米中関係、政府の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定は12日の9月CPI(消費者物価指数)と8月鉱工業生産、14日の9月WPI(卸売物価指数)など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




