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新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、FRB物価上昇容認で金融株がけん引し続伸=BRICs市況

2020-08-31 09:33:00.0

 前週(24−28日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の28日終値は前日比0.90%高の3万9467.31、週間ベースでは21日終値比2.69%高となり、続伸した。

 週明け24日の指数は続伸して始まり、週末28日まで6連騰した。

 週前半は、FDA(米食品医薬品局)が新型コロナから回復した人の血しょうを使った新治療を緊急認可したことや、米政府が英製薬大手アストラゼネカの新型コロナワクチンの早期認可を検討していることを受け、アジア市場が堅調となり、インド市場も金融株を中心に買われた。また、インド国内では、新型コロナ感染拡大阻止のためのロックダウン(都市封鎖)措置が緩和され、娯楽業界など一部で経済活動が再開されたことも支援材料となった。

 週半ばから後半は、金融大手のインダスインド銀行やアクシス銀行、世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズが買われたほか、インド議会が外資によるたばこセクターへの直接投資を認めるよう政府に勧告したことを受け、インド最大のたばこメーカーITCや金融株が買われ、相場をけん引した。

 週末は、FRB(米連邦準備制度理事会)が、「インフレ率を短期間、物価目標(2%)を適度に上回ることを容認する」と発表し米長期金利が上昇したことを背景に、インド市場では金融株が買われ、指数の上げを主導した。

 今週(8月31日−9月4日)のインド市場は、新型コロナ感染再拡大や世界経済の動向、米中関係、政府の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表予定は31日の4−6月期GDP(国内総生産)と7月財政収支、7月インフラ部門生産高、9月1日の8月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)、3日の8月日経サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社