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<新興国eye>ロシア中銀、政策金利を0.25%引き下げ―追加利下げ示唆
2020-07-27 10:08:00.0
ロシア中央銀行は24日の理事会で、主要政策金利である資金供給のための1週間物入札レポ金利と資金吸収のための1週間物入札預金金利をいずれも0.25%ポイント引き下げ、過去最低水準の4.25%とすることを決めた。市場予想通りだった。
中銀は4月会合で、年内のロシア経済が新型コロナウイルスの感染拡大により急激に落ち込む見通しとなったことを受け、2カ月ぶりに利下げを再開。前回6月会合でも4−6月期のロシア経済が大幅なマイナス成長となる見通しから、2会合連続で利下げを決め、金利水準も14年後半に物価目標を導入して以降で最低水準となった。利下げは今回で3会合連続。
中銀は会合後に発表した声明文で、追加利下げを決めたことについて、「ディスインフレ(物価上昇率の低下)要因がインフレの動向にかなりの影響を及ぼしている」と、デフレ(物価下落)懸念を示した上で、前回会合時と同様、「4月以降の大幅な金融緩和は、金融政策が波及する一定の期間内に、デフレリスクを抑制し、インフレ率を物価目標に近づくよう落ち着かせることに狙いがある」とし、追加利下げにより、景気を刺激し、デフレを回避したい考えを示した。
また、今後の金融政策について、中銀は前回会合時と同様、「もし、経済状況が中期経済予測の標準シナリオ通りに進めば、中銀は次回以降の会合でさらなる利下げを検討する」と述べ、追加利下げの可能性を示した。
一方、市場では中銀がロシア国内や世界経済が回復するまで政策金利を引き下げ続けると予想している。一部では、政策金利が3.0−3.5%の水準まで引き下げられるが、一度の下げ幅は小幅になると見ている。
次回の金融政策決定会合は9月18日に開かれる予定。
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