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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高や欧州株高受け3週ぶり反発=BRICs市況
2020-07-13 10:27:00.0
前週(6−10日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の10日終値が前日比0.91%高の1245.65、前週比でも0.85%高となり、3週ぶりに反発した。
週明け6日の指数は反発して始まり、7日も値を上げ、続伸。
週前半は、世界主要国の経済活動の再開による景気回復期待で海外株高となったことや、ブレント原油先物が1バレル=43ドル台に上昇したことが好感された。ただ、米国などで新型コロナ感染の再拡大が嫌気され、指数の上げは限定的となった。
8日は3日ぶりに反落し、9日も値を下げ、続落。
週半ばから後半は、世界主要国で新型コロナの感染が再拡大し、世界景気の先行き懸念で欧州市場が下落し、ロシア株も売られた。また、米国が香港民主化問題をめぐり、中国への制裁措置を検討しているとの一部報道が懸念材料となったほか、携帯電話サービス大手モバイル・テレシステムズ(MTS)の減配方針が嫌気され、指数の下げを主導した。
週末10日は3日ぶりに反発。売りが先行したが、IEA(国際エネルギー機関)が発表した石油市場に関する報告書が強い内容だったことを受け、原油先物価格が43ドルに回復したことや、欧州市場が堅調となり、地合い合が改善した。
今週(13−17日)のロシア市場は引き続き第2波感染拡大やロックダウン(都市封鎖)緩和後の世界経済の動向、ロシア国内の景気対策や原油価格、ルーブル相場、OPEC(石油輸出国機構)プラスの市場監視委員会の会合(15日)などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える14日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や15日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は14日の5月財政収支や15日の6月鉱工業生産など。RTS指数は1200−1270ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




