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<新興国eye>前週の上海総合指数、感染第2波懸念後退や景気支援策期待で4週続伸=BRICs市況
2020-07-13 09:47:00.0
前週(6−10日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の10日終値が3日終値比7.31%高の3383.322となり、4週続伸した。
週明け6日の指数は買い優勢で始まり、9日まで8連騰した。
週前半は、前週発表された経済指標が軒並み改善した流れを受け、景気の早期回復期待から買いが優勢となった。市場では北京の食品卸売市場で発生したクラスター(感染集団)発生後、感染第2波が起きても影響は限定的との見方が広がった。その後も地元メディアが個人投資家による証券決済口座の開設が1日当たり30%増と、急増していると報じたことで買い安心感が広がった。
週後半は、国営通信・新華社傘下の中国証券報が論説で、新型コロナウイルス後の中国株式市場は一段と上昇する必要があると指摘したことや、個人投資家の強い投資意欲、さらにはクラスター発生後の北京の新規感染者が2日連続でゼロとなったことが引き続き材料視された。また、政策による景気支援期待が広がったこともサポート材料となった。
週末10日は9営業日ぶりに反落した。米国が香港民主化問題やウイグル族弾圧問題をめぐり、中国への制裁措置を検討しているとの一部報道や、中国人民保険が主要株主の中国国家社会保障基金は6カ月内に株式の最大2%を売却すると発表したことが嫌気された。
今週(13−17日)の株式市場は、引き続き新型コロナの第2波感染やロックダウン(都市封鎖)緩和後の世界経済の動向、香港問題をめぐる米中対立、中印関係、海外の金融市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は14日の中国6月貿易統計や16日の4−6月期GDP(国内総生産)と6月鉱工業生産、6月小売売上高、1−6月都市部固定資産投資、6月住宅価格指数など。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




