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<新興国eye>前週のインド株、堅調な米中経済指標受け3週続伸=BRICs市況
2020-07-06 10:55:00.0
前週(6月29日−7月3日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の3日終値は前日比0.50%高の3万6021.42、週間ベースでも6月26日終値比2.42%高となり、3週続伸した。
週明け6月29日の指数は反落して始まり、30日も値を下げ、続落した。
29日は、新型コロナウイルスの感染第2波懸念が広がり、早期の景気回復期待が後退したほか、米信用格付け大手S&Pグローバル・レーティングスがインドの20年度成長率見通しをマイナス5%と、厳しい予想を示したことなどが売り材料となった。
30日、インド政府がロックダウン(都市封鎖)解除のガイドラインを示したものの、国内で新型コロナ感染者数が急増したため、学校再開が危ぶまれるとの憶測で売りが広がった。
7月1日は反発し、週末3日まで3連騰した。
1日は、中国6月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)が市場予想を上回ったことを受け、地合いが改善した。
2日は、米医薬品大手ファイザーが新型コロナウイルスのワクチンの初期段階のヒト臨床試験で良好な結果を発表したことや、インド準備銀行(RBI)が影のシャドー・バンキング(銀行以外の金融機関が行う金融仲介)への流動性を高める措置を講じたことが好感された。
3日は、米6月雇用統計、および中国6月財新サービス業PMIが好結果となったことを受け、景気回復期待感が広がった。また、米半導体最大手インテルが世界最大の製油所を運用するリライアンス・インダストリーズ傘下のインド通信大手ジオ・プラットフォームズに189億5000万ルピアの投資を行うと発表したことからリライアンスが急伸し、指数の上げを主導した。
今週(6−10日)のインド市場は、第2波感染拡大やロックダウン緩和後の世界経済の動向、政府の追加景気刺激策、原油先物価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は10日の5月鉱工業生産など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




