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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、世界貿易摩擦や感染第2波への懸念で反落=BRICs市況

2020-06-29 10:33:00.0

 前週(22−26日)のブラジル株式市場は26日のボベスパ指数が前日比2.24%安の9万3834.5、週間ベースでも19日終値比2.83%安となり、反落した。

 週明け22日の指数は5営業日ぶりに反落して始まった。前の週の4連騰で高値警戒感が強まり、利益確定売りが広がった。

 23日は反発。欧米の経済指標が堅調となり、海外株高となったことや、トランプ米大統領がツイッターで貿易問題を巡る米中関係は損なわれていないと発言したことを受け、買い優勢となった。

 24日は反落。海外株安となったことや、ブラジル中央銀行がカード決済処理大手シエロに対し、スマートフォン向けインスタントメッセンジャーアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」による代金決済サービスを一時停止したことを受け、同社の株価が13%超急落し、指数の下げを主導した。

 25日は買い戻しが活発化し反発。

 週末26日は急反落した。米国のテキサス州など多くの州で第2波感染が広がり、米株市場が急落したことや、米政府が中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)を含む中国企業への経済制裁の準備を開始したこと、さらに、航空機メーカーへの国家補助金を巡り、英国やドイツ、スペイン、フランスからの31億ドル相当の輸入品に制裁関税を検討していることを受け、世界的に貿易摩擦が激化し、世界景気の回復が遅れるとの懸念で売りが優勢となった。

 今週(6月29日−7月3日)の株式市場は、引き続き国内政治情勢や新型コロナの第2波感染拡大、欧米やアジアの経済活動再開の動向、香港問題を巡る米中対立、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は29日の6月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−MIインフレ指数や30日の5月財政収支、1日の6月貿易収支と5月PPI(生産者物価指数)、6月製造業PMI(購買担当者景気指数)、2日の6月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)と5月鉱工業生産、3日の6月サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社