新興国ニュース
<新興国eye>前週のブラジル株、海外株高や大幅利下げ受け反発=BRICs市況
2020-06-22 11:23:00.0
前週(15−19日)のブラジル株式市場は19日のボベスパ指数が前日比0.46%高の9万6572.1、週間ベースでも12日終値比4.07%高と反発した。
週明け15日の指数は4営業日ぶりに反落して始まった。中国や米国の一部で新型コロナウイルスの第2波感染拡大の兆しが出始めたことが嫌気されたほか、ブラジルの経済改革で重要な役割を果たしているアルメイダ国庫庁長官が地元紙のインタビューで、7−8月に辞任する意向を明らかにしたことも懸念材料となった。
翌16日は反発し、週末19日まで4営業日続伸した。
16日は、FRB(米連邦準備制度理事会)が、多くの企業から社債を購入する方針を表明したことを受け、海外株高となり、ブラジル株も買われた。
17日、ゲデス財務相が講演で、国営企業の民営化を再開する方針を示したことを受け、ブラジル中央電力が10%近く急騰し、指数の上げを主導した。
18日は、前日にブラジル中銀が市場の予想期待通り0.75ポイントの大幅利下げを決めたことが好感され、一段と買いが強まった。
週末19日は、中国や欧州の株式市場が堅調となり、ブラジル株も買いが先行したものの、米国でカリフォルニア州やフロリダ州、ノースカロライナ州など6州で1日当たりの新型コロナ感染者数が再び増加し、米株市場が大幅安となると、指数は上げ幅を縮めた。
今週(22−26日)の株式市場は、引き続き国内政治情勢や新型コロナの第2波感染拡大、欧米やアジアの経済活動再開の動向、香港問題を巡る米中対立、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は24日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)6月消費者信頼感指数や25日の6月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)など。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




