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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、弱い経済指標受け3週ぶり反落=BRICs市況

2020-06-15 09:47:00.0

 前週(8−12日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の12日終値が5日終値比0.38%安の2919.741となり、3週ぶりに反落した。

 週明け8日の指数は買い優勢で始まり、9日も値を上げ、3営業日続伸した。

 週前半は、7日に発表された5月貿易収支が新型コロナ感染拡大による世界景気の悪化を受け、輸出と輸入がいずれも前年比で大幅減少となったことから、政府は追加景気対策を講じるとの思惑で買いが優勢となった。その後も世界各国でロックダウン(都市封鎖)の緩和が進んだことから早期の景気回復期待で買いが一段と強まった。

 10日は反落し、週末12日まで3日続落した。

 週後半は、中国5月PPI(生産者物価指数)、5月CPI(消費者物価指数)とも市場予想を下回ったことから、景気回復への懸念が強まり、売りが優勢となった。その後も中国金融統計で5月の人民元建て新規銀行融資が前月比で予想以上に減少したため、景気回復への懸念が強まり、売りが広がった。

 週末も国内景気の先行き懸念で利益確定売りが強まった。

 今週(15−19日)の株式市場は、引き続き新型コロナの第2波感染やロックダウン緩和後の世界経済の動向、香港問題を巡る米中対立、海外の金融市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場、中国全人代常務委員会(18−20日)などが注目される。主な経済指標の発表の予定は15日の5月鉱工業生産と5月小売売上高、1−5月都市部固定資産投資など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社