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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油高・海外株高受け3週続伸=BRICs市況

2020-06-08 10:45:00.0

 前週(1−5日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の5日終値が前日比2.26%高の1285.78、前週比でも5.41%高となり、3週続伸した。

 週明け1日の指数は反発して始まり、3日まで3日続伸した。

 週前半は、主要産油国サウジアラビアが9月1日までの減産延長の方針を決めたことを受け、ブレント原油先物が1バレル=39ドルを超えたことや、トランプ米大統領が香港情勢をめぐり、米中関係の緊張が続く中、今年初め、中国と合意した第1次貿易協定を破棄せず、新たな対中貿易制裁も行わない意向を示したことを受け、海外株高となり、ロシア株も買われた。

 週半ばも、中国と米国の経済指標が改善したことや、世界各国の経済活動の再開による景気回復への期待感が強まったこと、OPEC(石油輸出国機構)プラスが減産延長で合意に近づき原油先物価格が3カ月ぶりに40ドル台に回復したことなどを受け、買いが持続した。

 4日は利益確定売り優勢となり反落。

 週末5日は、原油先物価格が42ドルを超えたほか、米5月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比251万人増と、減少見通しの市場予想に反する好結果を受け、海外株高となり、ロシア市場でも買い戻しが活発化した。

 今週(8−11日)のロシア市場は引き続き新型コロナウイルスやロックダウン(都市封鎖)緩和後の世界経済の動向、ロシア国内の景気対策や原油価格、ルーブル相場、9−10日のFOMC(米連邦公開市場委員会)などが焦点となる。また、原油先物価格に影響を与える9日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や10日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定はない。RTS指数は1250−1350ポイントの動きが予想される。週末12日は「ロシアの日(独立記念日)」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社