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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、香港抑圧の新治安維持法案を嫌気し続落=BRICs市況

2020-05-25 09:55:00.0

 前週(18−22日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の22日終値が15日終値比1.91%安の2813.765となり、続落した。

 週明け18日の指数は反発して始まり、19日も値を上げ、続伸。

 週前半は、4月新築住宅価格指数が前月比で上昇したことを受け、不動産セクターが買われたこと、中国人民銀行(中銀)の易綱総裁が前の週、党機関誌で金融政策による景気支援を強化する考えを示したことなどが買い材料となった。

 20日は3日ぶりに反落し、週末22日まで3日続落した。

 週半ばから後半は、新型コロナウイルスの集団感染が133人に達した吉林省吉林市の一部で外出制限が導入され、第2波感染拡大懸念が強まったほか、トランプ米大統領がツイッターで、コロナ危機に対する中国の責任を厳しく批判したことで米中関係の悪化懸念が広がり、地合いが悪化した。

 週末は政府が香港の民主化運動を抑圧する新治安維持法(国家安全法)案を全人代に提出したことで、米中関係が一段と悪化するとの懸念が強まり、売りが加速となった。

 今週(25−29日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの第2波感染やコロナ規制緩和の動向、海外の金融市場の動向、コロナ危機巡る米中関係の悪化、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場、さらに、27日に閉幕する全国政治協商会議などが注目される。主な経済指標の発表の予定は27日の4月工業利益など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社