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新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、新型コロナ第2波感染懸念や保健相辞任で続落=BRICs市況

2020-05-18 10:39:00.0

 前週(11−15日)のブラジル株式市場は15日のボベスパ指数が前日比1.84%安の7万7556.6、週間ベースでも8日終値比3.37%安となり、2週続落した。

 週明け11日の指数は反落して始まり、13日まで3日続落した。

 週前半は、国内の新型コロナ感染者数の急増が重しとなった。また、ボウソナロ大統領が州政府のロックダウン(都市封鎖)に反対していることが感染拡大を招いているとして政治不信感が強まったこと、新型コロナが発生した中国湖北省武漢で第2波感染懸念が広がったことも指数の押し下げにつながった。

 14日は4日ぶりに反発。ブラジル中銀による国債買い入れを通じた追加流動性の供給観測や、連日の相場下落を受けた安値拾いや値ごろ感による買い戻しが活発化した。

 週末15日は反落した。新型コロナ危機を巡り、経済活動の再開を優先するボウソナロ大統領と意見が対立していたタイシュ保健相が急きょ辞任を表明したこと、さらにはトランプ米大統領が中国批判を強め、国交断絶の可能性を示唆するなど米中関係が悪化したことが嫌気され、売りが広がった。

 今週(18−22日)の株式市場は、引き続き国内政治情勢や新型コロナウイルスの感染拡大、欧米やアジアのコロナ規制緩和の動向、コロナ危機巡る米中関係の悪化、世界景気の回復期待、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社