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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、第2波感染懸念や米中緊張激化で4週ぶり反落=BRICs市況
2020-05-18 10:36:00.0
前週(12−15日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の15日終値が前日比0.41%高の1107.49と、3日ぶりに反発したが、前週比では2.54%安となり、4週ぶりに反落した。週初11日は「戦勝記念日」の祝日で休場だった。
週明け12日の指数が3営業日続伸して始まった。中東産油国サウジアラビアが6月に追加減産するとの観測でブレント原油先物が1バレル=30ドル近辺で堅調な動きとなったことや、欧州市場の上昇を好感し、指数を押し上げた。
13日は反落し、14日も値を下げ続落した。
週半ばから後半にかけては、アジアや欧州の一部の国で新型コロナウイルスの第2波感染懸念が広がったことや、コロナ危機を巡る米中緊張激化、OPEC(石油輸出国機構)の20年石油需要予測が下方修正されブレント原油先物が29.5ドルに下落したことなどが嫌気された。
週末15日は3日ぶりに反発した。海外市場が堅調となったこと、さらには原油先物価格が32ドルを超えたことが好感され、買い戻しが活発となった。
今週(18−22日)のロシア市場は引き続き新型コロナウイルスや国内ロックダウン(都市封鎖)の動向、景気対策、原油価格、ルーブル相場、コロナ危機巡る米中関係の悪化などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える19日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や20日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は19日の1−3月期GDP(国内総生産)や21日の4月鉱工業生産など。RTS指数は1050−1200ポイントの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




