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<新興国eye>前週のインド株、米中緊張激化や外国人売り越しで続落=BRICs市況
2020-05-18 10:16:00.0
前週(11−15日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の15日終値は前日比0.08%安の3万1097.73、週間ベースでも8日終値比1.72%安となり、続落した。
週明け11日の指数は反落して始まり、12日も値を下げ、続落した。
週前半は、20年のインド経済成長率が0.4%増に鈍化するとの市場予測や、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスがロックダウン(都市封鎖)の悪影響により、20年の成長率はほぼゼロになるとの見通しを発表したことを受け、景気悪化懸念が強まった。その後も3月25日から始まったロックダウンそれ自体はこれまで何度も延長される中で、5月17日の次回の期限が再延長されるとの観測、さらには新型コロナウイルスの発生源である中国武漢で第2波感染懸念が広がったことも、インド株売りにつながった。
13日は3日ぶりに反発。政府が新型コロナ危機対策として、中小企業対策など総額20兆ルピーの景気支援策を発表したことが支援材料となった。
14日は反落し、週末15日も値を下げ、続落した。
週後半は、新型コロナの第2波感染懸念でアジア市場が軟調となり、インド市場でも外国人投資家による売り越しが4日連続となったことや、トランプ大統領が中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)への半導体など部品輸出禁止措置を発表したことを受け、米中緊張が激化し、売りが広がった。
今週(18−22日)のインド市場は、新型コロナウイルス感染拡大やコロナ規制緩和の動向、政府の追加景気刺激策、コロナ危機巡る米中関係の悪化、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は20日のマネーサプライ(M3)や22日の銀行貸出・預金残高など。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




