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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、第2波感染懸念や米中緊張激化で3週ぶり反落=BRICs市況

2020-05-18 10:05:00.0

 前週(11−15日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の15日終値が8日終値比0.93%安の2868.459となり、3週ぶりに反落した。

 週明け11日の指数は小反落して始まり、12日も値を下げ、続落した。

 週前半は、新型コロナウイルス(COVID−19)の発生源・武漢市でロックダウン(都市封鎖)解除後初めてのクラスター(集団感染)が発生、次いで入国者以外の新規コロナ感染者が吉林市などでも確認されたことが嫌気された。また、4月PPI(生産者物価指数)が予想を超える4年ぶりの大幅な低下となったことも売り材料となった。

 13日は3日ぶりに反発。中国国務院(内閣に相当)がコロナ危機対策として、中小企業への金融支援や民間投資、消費を刺激する方針を示したこと、また、中国人民銀行(中銀)が一段の金融緩和を示唆したことが支援材料となった。

 14日は急反落し、週末15日も値を下げ、続落した。

 週後半は、トランプ米大統領がコロナ危機を巡って中国批判を強め、さらに中国通信機器大手ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)への半導体など部品輸出禁止措置を発表したことを受け、米中緊張が激化し、指数を押し下げた。

 今週(18−22日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大やコロナ規制緩和の動向、海外の金融市場の動向、コロナ危機巡る米中関係の悪化、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場、さらに、22日から始まる全国人民代表大会(全人代)などが注目される。主な経済指標の発表の予定は18日の4月住宅価格指数など。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社