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<新興国eye>ベトナム4月日経製造業PMI、過去最低値を記録
2020-05-07 13:55:00.0
日本経済新聞社および英マークイット・エコノミクスが発表したベトナム4月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)は32.7で、3月の41.9から9.2ポイント低下し、11年3月の調査開始以来の最低値となった。
ベトナムのPMIは、19年8月から3カ月連続で低下し、11月は上昇、12月と20年1月は再び低下したが、50以上を維持していた。2月から50を割った。
新型コロナウイルス感染症(COVID−19)の影響でメーカー各社が生産を停止し、受注をキャンセルした。これを受け、生産量や新規受注、雇用、生産向け原材料の購買活動はいずれも引き続き減少し、減少率は過去最高を記録した。海外からの受注数も大きく減少した。また、原料在庫が大きく減った。完成品在庫も減少した。
顧客需要の急減と石油価格の大幅下落で、生産コストは19年1月以降で初めて減少に転じた。減少幅は15年9月以降で最も大きかった。
生産コストの減少を受け、メーカー各社は販売価格を引き続き引き下げた。引き下げ率は過去最高だった。
メーカー各社は新型肺炎の懸念で、今後12カ月の見通しに消極的な姿勢を示している。
マークイット社の専門家は「COVID−19で打撃を受け、4月のPMIは過去最低だった。生産量や新規受注などの減少率はいずれも過去最高を記録した。今後持ち直し4月のPMIを上回るかどうかは、社会的隔離措置が緩和され、企業が事業を再開した後の企業と顧客の対応にかかっている」とコメントした。
【筆者:Viet Economic Research&Advisory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業約760社の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは70万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。
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提供:モーニングスター社




