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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油回復や欧米の新型コロナ規制緩和受け続伸=BRICs市況
2020-05-07 09:34:00.0
前週(4月27−30日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の30日終値が前日比1.71%安の1125.03、前週比では4.04%高となり、続伸した。週末5月1日は「労働者の日(レーバー・デー)」の祝日で休場だった。
週明け4月27日の指数は反発して始まり、29日まで3連騰した。
週前半は、フランスやイタリア、スペインなど欧州各国や米国の一部の州が新型コロナ危機対策の外出制限の解除などロックダウン(都市封鎖)を一部緩和したことを受け、海外市場が堅調となったことが好感され、ロシア株も買われた。その後もブレント原油先物が1バレル=20ドル台に回復したことが支援材料となった。
週後半は、世界的な新型コロナ規制緩和の広がりや、OPEC(石油輸出国機構)プラスの原油減産が5月1日からスタートすることを受け、原油価格が25ドル台に急回復したこと、さらには、米バイオ医薬品大手ギリアド・サイエンシズのエボラ出血熱治療薬「レムデシビル」が新型コロナ治療薬として有効な治験結果が発表されたことが好感され、上値を試す展開となった。
30日は4日ぶりに反落した。相場上昇による高値警戒感から利益確定売りが出た。
今週(4−8日)のロシア市場は引き続き新型コロナウイルスのパンデミック(感染症の世界流行)動向や原油価格、ルーブル相場などが焦点となる。主な国内経済指標の発表の予定は7日の4月CPI(消費者物価指数)など。RTS指数は1080−1200ポイントの動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




