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<新興国eye>前週のブラジル株、モーロ法相辞任を嫌気し3週ぶり反落=BRICs市況
2020-04-27 11:01:00.0
前週(20−24日)のブラジル株式市場は24日のボベスパ指数が前日比5.45%安の7万5330.6、週間ベースでも17日終値比4.63%安となり、3週ぶりに反落した。21日は「チラデンテスの日」の祝日で休場だった。
週明け20日の指数は小反落して始まった。原油安や米株市場の下落を受け、上値の重い展開となった。
21日休場明けの22日は反発。原油先物価格が急回復したほか、欧米市場の堅調、さらには米政府が新型コロナ危機対策で追加の景気支援策を発表したことが好感され、買い優勢となった。
23日は反落し、週末24日も値を下げ、続落した。
23日は、ブラジルのボウソナロ大統領がモーロ法相にバレイソ連邦警察長官の更迭を打診したことを受け、これに反対するモーロ法相が辞任するとの観測が広がり、売り優勢となった。
24日は、バレイソ連邦警察長官が解任されたのを受け、モーロ法相は正当な理由がない上に政治干渉だと非難し、辞表を提出。また、前の週に、ボナソナロ大統領は新型コロナ感染拡大に危機感を示して対立していたマンデッタ保健相を急きょ、更迭したこともあり、重要閣僚の辞任により政府が崩壊するとの懸念が広がり、指数は大幅安となった。
今週(27−30日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの世界的感染拡大や世界景気悪化懸念、経済改革、海外の金融市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は28日の4月中旬時点のIPCA(拡大消費者物価指数)や29日のジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)4月IGP−MIインフレ指数、30日の3月財政収支など。5月1日は「労働者の日(レーバー・デー)」の祝日で休場となる。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




