youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、景気悪化懸念や海外株安を嫌気し3週ぶり反落=BRICs市況

2020-04-27 10:29:00.0

 前週(20−24日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の24日終値は前日比1.68%安の3万1327.22、週間ベースでも17日終値比0.83%安となり、3週ぶりに反落した。

 週明け20日は指数が3営業日続伸して始まった。インド準備銀行(RBI)が中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)の感染拡大による景気悪化を抑制するため、市場に流動性を潤沢供給するとの観測が好感された。

 21日は4営業日ぶりに反落。インド4−6月期企業景況感指数が過去最低となったことや、20年度の財政赤字が対GDP比8%と、30年ぶりの高水準に拡大するとの見通しが嫌気された。

 22日は反発し、23日も値を上げ、続伸した。22日は、RBIがスタンディング・デポジット・ファシリティ(SDF)を通じ、市場に流動性を潤沢供給する方針を示したことが好感されたほか、米フェイスブックがインド通信大手ジオ・プラットフォームズの株式10%未満を57億ドルで取得することで合意したことを受け、ジオの親会社で世界最大の製油所をもつリライアンス・インダストリーズの巨額債務の削減に寄与するとの思惑で買われ、指数の上げ主導した。23日は、政府の新型コロナ危機関連の追加景気対策への期待感で買いが一段と強まった。

 週末24日は3日ぶりに反落した。海外市場が軒並み下落し、インド株にも下押し圧力がかかった。

 今週(27−30日)のインド市場は、新型コロナウイルスの感染拡大や世界景気減速や政府の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は30日の3月財政収支と3月インフラ部門生産高など。5月1日は「マハラシュトラ・デー」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社