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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、新型コロナ感染拡大懸念で3週ぶり反落=BRICs市況

2020-04-27 09:33:00.0

 前週(20−24日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の24日終値が17日終値比1.06%安の2808.529となり、3週ぶりに反落した。

 週明け20日の指数は3営業日続伸して始まった。中国人民銀行(中銀)が、銀行の貸出金利のベンチマークである1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)を3月の4.05%から3.85%に引き下げたことや、中国国家発展改革委員会(NDRC)が新型コロナウイルス危機の悪影響を緩和するため、景気刺激策を講じる余地が大きいとの認識を示したことが好感された。

 21日は4営業日ぶりに反落。米国標準油種であるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月物の価格が史上初めてマイナスに落ち込んだことを受け、世界景気悪化懸念が強まったことや、中国国内の新型コロナ感染者の拡大を受け外出規制が強化されたことなどが嫌気された。

 22日は再び反発。国家衛生健康委員会が新型コロナによる新たな死亡者が確認されていないと発表したことや、中国外交部が商用目的の中国への入国規制を緩和する方針を示したことで、景気懸念が後退し、買い戻しが入った。

 23日は反落し、週末24日も値を下げ、続落した。軟調な原油先物相場を受け、中国銀行と中国交通銀行が原油先物への新規投資を停止すると発表したことや、新型コロナ感染拡大による先行き不透明感が売り材料に。24日も感染拡大懸念が重しとなった。

 今週(27−30日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大や海外の金融市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場、中国全国人民代表大会(26−29日)などが注目される。主な経済指標の発表の予定は27日の3月工業企業利益や30日の4月製造業PMI(購買担当者景気指数)など。5月1日は「労働者の日(レーバー・デー)」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社