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<新興国eye>前週の上海総合指数、早期の景気回復観測強まり続伸=BRICs市況
2020-04-20 09:12:00.0
前週(13−17日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の17日終値が9日終値比1.50%高の2838.494となり、続伸した。
週明け13日の指数は続落して始まった。中国本土で新型コロナウイルス(COVID−19)の新規感染者が108人と、3月6日以来6週間ぶりの高水準となったことで感染拡大懸念が再燃した。
14日は大きく反発。3月貿易収支で輸出・輸入とも市場予想ほど悪化しなかったことから、景気回復が早まるとの憶測が強まった。
15日は反落。IMF(国際通貨基金)が発表した世界経済見通しで、中国の20年の成長率見通しが1.2%増と、前回1月調査時点の6.0%増から大幅に下方修正されたことが嫌気された。
16日は再び反発し、週末17日も値を上げ、続伸した。
16日は、中国人民銀行(中銀)が資金供給ツールの1つである中期流動性ファシリティー(MLF)の適用金利を3.15%から2.95%に引き下げたことを受け、20日に公表される銀行の貸出金利のベンチマークである1年物ローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)も引き下げられるとの思惑から買い優勢となった。
17日は中国1−3月期GDP(国内総生産)が前年比マイナス6.8%と、92年以来28年ぶりにマイナス成長となった一方、前期比ではマイナス9.8%と、市場予想のマイナス9.9%ほど悪化しなかったことや、今後の追加景気対策期待で買いが強まった。
今週(20−24日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大や海外の金融市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定はない。
<関連銘柄>
上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




