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新興国ニュース

<新興国eye>ベトナム1−3月期のFDI認可額、前年同期比20.9%減―日本は2位

2020-04-15 15:25:00.0

 ベトナム計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、20年1−3月期(第1四半期)のFDI認可額(推定値)は前年同期比20.9%減の85億5247万ドル(約9300億円)だった。

 また、同期の実行額(推定値)は同6.6%減の38億5000万ドル(約4200億円)に減少した。

 新規認可案件数は同3.4%減の758件で、認可額は同44.8%増の55億3147万ドル(約6000億円)。追加認可案件数は同15.4%減の236件で、認可額は同18%減の10億6507万ドル(約1160億円)だった。

 認可額を業種別で見ると、最も多いのは電気・ガス・水道・空調の40億6590万ドル(約4400億円)で全体の47.5%を占めた。続いて、製造が27億2460万ドル(約2970億円)、卸売・小売、自動車・バイクの修理が6億8229万ドル(約740億円)、不動産が2億6393万ドル(約290億円)、専門・科学・技術研究が2億2920万ドル(約250億円)などの順となっている。

 国別認可額では、シンガポールが45億4485万ドル(約5000億円)で、全体の53.1%を占めトップに立った。また、日本が認可額8億4666万ドル(約920億円)で2位。中国は認可額8億1558万ドル(約890億円)で3位。韓国は認可額7億888万ドル(約770億円)で4位、香港は認可額3億8306万ドル(約420億円)で5位だった。

 地方別で1位は南部メコンデルタ地方バクリエウ省の40億ドル(約4400億円)で、全体の46.8%を占めた。2位はホーチミン市の10億5255万ドル(約1150億円)、3位は東南部地方タイニン省の5億676万ドル(約550億円)となっている。

 1−3月期(第1四半期)に認可された大型案件は次の通り。

●シンガポールの液化天然ガス(LNG)工場案件(バクリエウ省):投資額40億ドル(約4400億円)
●中国のタイヤメーカー、ジンユー(Jinyu)のラジアルタイヤ工場案件(タイニン省):投資額3億ドル(約330億円)
●中国のラジアルタイヤ製造案件(同):追加投資額1億3800万ドル(約150億円)
●日本のSews−Components Vietnam自動車部品製造工場案件(北部紅河デルタ地方フンイエン省):追加投資額7520万ドル(約82億円)
●台湾の電子部品・周辺機器・光学機器製造工場案件(同ハイフォン市):追加投資額6800万ドル(約74億円)

【筆者:Viet Economic Research&Advisory Corp.(VERAC)】
2002年ベトナム・ホーチミン市で創業。「ベトナム株・経済情報」「VIETJOベトナムニュース」、「VIETJOライフ」の自社媒体を通じ、経済、金融情報を中心に毎日数十本のベトナム関連記事を配信する。業界で唯一、全上場企業約760社の日本語企業データベースを保有。また調査可能な非上場企業のユニバースは70万社を誇る。10年超にわたり蓄積した情報とネットワークを駆使した企業信用調査に強み。

*当該記事は外部執筆者により作成されたものです。記事は執筆者が信頼できると判断したデータなどにより作成いたしましたが、その正確性などについて保証するものではありません。

提供:モーニングスター社