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<新興国eye>トルコ3月CPI、前年比11.86%上昇―2月から伸び鈍化
2020-04-06 12:01:00.0
トルコ統計局が3日発表した3月CPI(消費者物価指数、03年=100)は世界的な原油価格の下落を反映し、前年比11.86%上昇と、2月の12.37%上昇を下回り、5カ月ぶりに減速した。19年11月の10.56%上昇以来4カ月ぶりの低水準となった。ただ、市場予想の11.81%上昇をやや上回った。
同国のCPI伸び率は18年10月に前年比25.24%上昇と、25%を突破したが、以降は政府のインフレ対策や中銀による大幅な金融引き締め政策により低下。19年10月には8.55%上昇と、3カ月連続で低下し、16年12月(8.53%上昇)以来2年10カ月ぶりの低水準となった。しかし、19年11月から今年2月まで4カ月連続でインフレ率が加速していた。
全体指数から値動きの激しい食品やエネルギーなどを除いたコアCPI(グループC)は前年比10.49%上昇と、5カ月連続で伸びが加速。19年8月の13.6%上昇以来7カ月ぶりの高水準が続いている。
政府は19年9月30日に発表した20−22年の中期3カ年経済計画で、20年のインフレ率を8.5%上昇、21年は6%上昇、22年は4.9%上昇と予想している。
一方、トルコ中銀は1月31日に発表した最新の四半期インフレ報告書で、インフレ率は期待インフレ率の改善や中銀の金融政策スタンスを反映し、20年末時点で前年比8.2%上昇、21年末には同5.4%上昇に減速すると予想している。予測レンジは20年が6.2−10.2%上昇(平均で8.2%上昇)、21年が3.0−7.8%上昇(同5.4%上昇)。また、同報告書は、「中期的にはインフレ率は約5%上昇の水準で安定する」と予想している。
市場では20年末時点のインフレ率を平均で9.12%上昇、予想レンジは7.5−10.0%上昇と予想している。統計開始以来の過去最低は11年3月に記録された3.99%上昇、過去最高は18年10月の25.24%上昇。エコノミストは3月統計には中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)のパンデミック(感染症の世界流行)の影響は受けていないと見ている。
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提供:モーニングスター社




