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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油急反発を好感し続伸=BRICs市況
2020-04-06 10:48:00.0
前週(3月30日−4月3日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の3日終値が前日比1.53%高の1049.88、前週比でも9.90%高となり、続伸した。
週明け3月30日の指数は小反発して始まり、31日も値を上げ、続伸。
週前半は、中国の利下げ発表を受け、海外市場が堅調となり、ロシア株も買われた。しかし、ブレント原油先物が1バレル=25.5ドルに急落したため、上げ幅は限定的だった。その後はロシア政府が新型コロナウイルス対策でGDPの1.2%相当の財政資金を投入すると発表したことや、米ロ首脳が原油減産について協議するとの思惑で原油価格が26.5ドルに回復したことが好感され、指数を押し上げた。
4月相場入りした1日は3日ぶりに反落。新型コロナウイルス感染拡大による世界景気悪化懸念で海外市場が下落し、原油安となったことで売り優勢となった。
2日は反発し、週末3日も値を上げ、続伸した。2日は、トランプ米大統領がOPEC(石油輸出国機構)プラスのサウジアラビアとロシアが日量約1000万バレルの原油減産調整で合意するよう呼びかけたことが好感され、原油価格が30ドルに急騰、ロシア株も買い優勢となった。3日もOPECプラスが4月6日に減産調整で会合を開くとのニュースを受け、期待買いが続いた。
今週(6−10日)のロシア市場は引き続き新型コロナウイルスのパンデミック(感染症の世界流行)や原油価格、ルーブル相場、さらには6日から9日に予定変更となったOPEC(石油輸出国機構)プラスの減産協議などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える7日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や8日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は6日または9日の3月CPI(消費者物価指数)や10日の2月貿易収支など。RTS指数は950−1200ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




