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<新興国eye>前週のブラジル株、G20協調財政出動などを好感し6週ぶり反発=BRICs市況
2020-03-30 10:38:00.0
前週(23−27日)のブラジル株式市場は27日のボベスパ指数が前日比5.51%安の7万3428.8、週間ベースでは20日終値比9.48%高となり、6週ぶりに反発した。
週明け23日の指数は続落して始まった。中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)のパンデミック(感染症の世界流行)により世界景気の悪化が一段と進むとの懸念が強まったほか、ブラジル中銀が追加利下げに消極的な姿勢を示したことが嫌気された。
24日は反発し、26日まで3日続伸した。
ドイツがコロナウイルス対策で7500億ユーロ(約89.5兆円)の景気支援策を発表したほか、FRB(米連邦準備制度理事会)も量的金融緩和の規模を無制限に拡大すると発表したことを好感。また、トランプ米大統領が2兆ドル(約214.8兆円)超の財政出動を発表し、野党・民主党と合意したことや、G20(主要20カ国・地域)首脳会議で5兆ドル超の財政刺激措置を講じることで意見が一致したことなども支援材料となった。
週末27日は戻り売りに押され4日ぶりに反落した。
今週(3月30日−4月3日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの世界的感染拡大やイラン・シリア情勢などの地政学リスク、世界景気悪化懸念、経済改革、海外の金融市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場の動向などが注目される。主な経済指標の発表の予定は30日の3月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−MIインフレ指数や31日の2月財政収支、1日の3月貿易収支と2月鉱工業生産、3月製造業PMI(購買担当者景気指数)、2日の3月IPC−Fipeインフレ指数(サンパウロ大学経済研究所が発表する消費者物価指数)、3日の3月サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社




