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新興国ニュース

<新興国eye>カンボジアのアクレダ銀行、IPO開始へ

2020-03-13 12:10:00.0

 2月25日、カンボジアの商業銀行最大手のアクレダ銀行は、カンボジア証券取引委員会(SECC)から、新規株式公開(IPO)について承認を受けたと発表しました。

 IPO手続は、3月3日および10日のロードショー(説明会)から始まります。公募株式総数は、2187万8477株(上場後発行済株式総数の5.0%)です。このうち新規発行は、875万1391株となります。3月3日から14日までブックビルディング(入札)が行われます。ブックビルディングへの割当株式数は、437万5696株で、公募価格は1万5000リエル−1万7400リエル(約381−443円)となります。ブックビルディングに参加するには、申し込み総額の10%のデポジットが必要です。ブックビルディングの結果通知は、3月20日の予定です。

 その後、3月23日から4月4日まで一般公募が行われます。公募割当株式数は、437万5696株−1750万2781株の予定で、公募価格はブックビルディングにより決定されます。一般公募の際は、申込金額と同額のデポジットが必要です。

 これらの手続きを経て、4月27日までにカンボジア証券取引所に上場する予定としています。

 カンボジア証券取引所には、これまで5社しか上場していませんでした。カンボジアの最大手の銀行が上場することで、カンボジアの株式市場の活性化につながることが大いに期待されます。

【筆者:鈴木博】
1959年東京生まれ。東京大学経済学部卒。1982年から、政府系金融機関の海外経済協力基金(OECF)、国際協力銀行(JBIC)、国際協力機構(JICA)などで、政府開発援助(円借款)業務に長年携わる。07年からカンボジア経済財政省・上席顧問エコノミスト。09年カンボジア政府よりサハメトレイ勲章受章。10年よりカンボジア総合研究所CEO/チーフエコノミストとして、カンボジアと日本企業のWin−Winを目指して経済調査、情報提供など行っている。

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提供:モーニングスター社