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<新興国eye>トルコ、原油急落で原油輸入120億ドル減少に―アナリスト予想
2020-03-12 11:58:00.0
原油先物価格が週明け9日に20%超も急落したことを受け、トルコのエコノミストは20年の原油価格の平均が1バレル=35−45ドル(19年平均は65ドル)で推移すれば、トルコの原油輸入額は前年比で70億−120億ドル減少すると試算した。地元紙デイリー・サバ(電子版)が11日に伝えた。
アナドル通信社の金融アナリストは、20年の原油価格が平均で45ドルと、前年比20ドル安で推移すると、経常赤字は120億ドル減少すると予想している。もし、20年の原油価格が35−45ドルになれば、インフレ率は0.5−1.0ポイント低下するとしている。
また、イスタンブールのピリレイス大学のエルハン・アスラノギュル副学長は、トルコの20年GDP(国内総生産)が前年比5%増となることを前提とした場合、原油価格が前年に比べ1バレル=10ドル低下すると、経常赤字は40億ドル減少するとした上で、原油価格が20ドル安の35ドルになった場合、経常赤字は70億−80億ドル縮小するとみている。
イスタンブール大学のセファー・シェネル経済学部教授の試算では、20年の原油輸入量が前年と変わらず、原油価格も平均35ドルとなった場合、原油輸入額が前年比で80億ドル縮小し、インフレ率も1ポイント低下すると予想している。
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提供:モーニングスター社




