youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のインド株、新型ウイルス懸念やイエス銀行の中銀管理で3週続落=BRICs市況

2020-03-09 10:36:00.0

 前週(2−6日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の6日終値は前日比2.32%安の3万7576.62、週間ベースでも2月28日終値比1.88%安となり、3週続落した。

 週明け2日の指数は7営業日続落。新型コロナウイルス(COVID−19)の感染拡大を背景に売りが続いた。

 3日は8営業日ぶりに反発し、4日は小反落した。世界各国の中銀が新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退リスクに対処するため、景気支援策を講じるとの期待感から金融株を中心に安値拾いや値ごろ感による買い戻しが活発化したが、その後はデリーとテランガーナでウイルス感染者が新たに確認されたこと受け、ろうばい売りが出た。

 5日は反発したものの、6日は急反落となった。

 インド準備銀行(RBI、中銀)がFRB(米連邦準備制度理事会)など他の中銀の後を追って利下げに向かうとの見方が強まったほか、政府が国営銀行に対し、景気支援のため、50億−60億ルピーの新規融資を指示したことなどが買い材料となった。

 週末は、経営不振に陥っているイエス銀行がRBIの管理下に置かれたことで、銀行セクターが売られた。イエス銀行は一時40%安となり、指数の下げを主導した。

 今週(9−13日)のインド市場は、新型コロナウイルスの感染拡大や世界景気減速、英・EU(欧州連合)離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学リスク、インド準備銀行による利下げ期待、政府の追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は12日の2月CPI(消費者物価指数)と1月鉱工業生産など。10日は「ホーリー祭」の祝日で休場となる。

<関連銘柄>
 上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
 インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社