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<新興国eye>ベトナム2月日経製造業PMIは4年超ぶり50割れ―新型ウイルスが影響
2020-03-05 11:50:00.0
日本経済新聞社および英マークイット・エコノミクスが発表したベトナム2月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)は50ポイントを下回った。正確な数字は発表されていない。PMIが50ポイントを下回るのは15年11月以来4年3カ月ぶり。
ベトナムのPMIは、18年12月から19年2月までは3カ月連続で低下したが、3月と4月は上昇。5月は低下し、6月と7月は再び上昇した。その後、8月から3カ月連続で低下し、11月は上昇、12月と20年1月は再び低下した。
新型コロナウイルス(COVID−19)による感染症の影響により顧客の需要が低迷したため、新規受注は15年11月以来初めて減少に転じた。海外からの受注数も減少。これを受けて生産量が減少し、減少率は13年6月以降で最大だった。
また、新規受注数の減少により、メーカー各社の生産向け原材料の購買活動が15年11月以来初めて減少に転じた。4カ月連続で増加していた雇用も減少に転じた。
生産コストが増加し、需要が弱まったものの、3カ月連続で引き上げられていたメーカー各社の販売価格は引き下げられている。
マークイット社の専門家は「2月のPMIは新型コロナウイルスで、需要・供給の両サイドで深刻な影響を受けた。中国への輸出減少と新型コロナウイルスに対する不安を指摘した。一方、新型ウイルスの流行で中国からの主要原材料の調達が困難となり、生産コストを増加させた。生産コスト増加と需要縮小、販売価格の下落が利益率に影響した」とコメントした。
提供:モーニングスター社




