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新興国ニュース

<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や新型ウイルスのパンデミック懸念で続落=BRICs市況

2020-03-02 10:27:00.0

 前週(2月25−28日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の28日終値が前日比6.24%安の1299.69と1300ポイントを割り込み、19年8月以来7カ月ぶり安値となった。前週比でも14.76%安となり、続落した。24日は「祖国防衛の日」の祝日で休場だった。

 休場明け25日の指数は大きく値を下げし、3日続落。新型コロナウイルス(COVID−19)の感染が韓国やイタリア、イランなど世界各国にも拡大し、パンデミック(感染症の世界流行)の様相が強まったことを受け、世界景気減速懸念から海外市場がパニック売りで急落し、ロシア株も売られた。また、ブレント原油先物が1バレル=55ドルを割り込んだことも嫌気された。

 26日は4営業日ぶりに小反発。原油先物価格の回復が好感され、買い戻しが入った。

 27日は急反落し、28日も大きく値を下げ、大幅続落となった。

 27日は海外市場がコロナウイルスによる世界景気減速懸念から売りが広がったことや、原油価格が51バレルを下回ったことを受け、リスク選好投資が抑えられた。

 28日は、コロナウイルス感染が世界46カ国に広がったことを受けて、WHO(世界保健機関)が世界全体の感染と影響の危険性評価を「非常に高い」に引き上げたことから、海外市場でパニック売りが広がったほか、原油先物価格が50ドル割れとなったことが嫌気され、ロシア株売りが加速した。

 今週(2−6日)のロシア市場は引き続き新型コロナウイルスの感染拡大や原油価格、ルーブル相場、海外市場の動向、米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える3日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や4日の米EIA週間石油在庫統計、6日のOPEC(石油輸出国機構)プラスの閣僚級会合も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は2日の2月製造業PMI(購買担当者景気指数)や4日の2月サービス業PMI、6日の2月CPI(消費者物価指数)など。RTS指数は1230−1350ポイントの値動きが予想される。

<関連銘柄>
 RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
 WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
 野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社