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<新興国eye>前週のインド株、新型ウイルスのパンデミック懸念や景気減速懸念で続落=BRICs市況
2020-03-02 10:03:00.0
前週(2月24−28日)のインド株式市場で、代表的株価指数SENSEX指数の28日終値は前日比3.64%安の3万8297.29、週間ベースでも20日終値比6.98%安となり、続落した。
週明け24日の指数は売り優勢で始まり、週末28日まで6営業日続落した。
週前半は、中国で発生した新型コロナウイルス(COVID−19)の感染が韓国やイタリア、イランなど世界各国にも拡大し、パンデミック(感染症の世界流行)の様相が強まったことを受け、世界景気減速懸念で海外市場が急落し、インド市場でもリスク回避の売りが優勢となった。なお、トランプ米大統領のインド訪問に市場は反応薄だった。
27日も、コロナウイルスのパンデミック懸念が強まり、世界景気が減速するとの観測でリスク選好投資が控えられ、売り優勢。
28日はウイルス感染が世界46カ国に広がり、中国以外の新規感染者数が中国を上回ったことや、WHO(世界保健機関)が世界全体の感染と影響の危険性評価を「非常に高い」に引き上げたことから、海外市場でパニック売りが広がり、インド市場でも国内経済が減速するとの思惑から指数は一段安となった。
今週(2−6日)のインド市場は、中国で発症した新型コロナウイルスの感染拡大や世界景気減速、米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学リスク、追加景気刺激策、原油価格の動向、主要企業の決算関連ニュースなどが注目される。主な経済指標の発表の予定は2日の2月日経製造業PMI(購買担当者景気指数)や4日の2月日経サービス業PMIなど。
<関連銘柄>
上場インド<1549>、インドNIF<1678>、インドブル<2046>、
インドベア<2047>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社




