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新興国ニュース

<新興国eye>前週の上海総合指数、ウイルス感染拡大による景気減速懸念で3週ぶり反落=BRICs市況

2020-03-02 10:01:00.0

 前週(2月24−28日)の中国株式市場は主要指標である上海総合指数の28日終値が21日終値比5.24%安の2880.304となり、3週ぶりに反落した。

 週明け2月24日の指数は反落して始まり、26日まで3営業日続落した。

 週前半は、韓国、イタリア、イランで感染者数が急増したことからパンデミック(感染症の世界流行)懸念が強まり、地合いが悪化した。

 27日は4営業日ぶりに小反発。習近平国家主席や中国人民銀行(中銀)の劉国強副総裁が流動性拡大などの景気支援策を講じると表明していたこともあり、下げは限定的になるとの楽観的な見方が相場を下支えした。

 週末28日は大幅反落。ウイルス感染が世界46カ国に広がり、中国以外の新規感染者数が中国を上回ったことや、WHO(世界保健機関)が世界全体の感染と影響の危険性評価を「非常に高い」に引き上げたことから、世界同時株安となり、中国市場でも売りが優勢となった。

 今週(2−6日)の株式市場は、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大や米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学リスク、海外市場の動向、株価支援・景気対策、人民元相場、原油などのコモディティ(国際相場商品)相場などが注目される。主な経済指標の発表の予定は2日の2月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)や4日の2月財新サービス業PMIなど。

<関連銘柄>
 上証50連動<1309>、上場パンダ<1322>、上場チャイナ<1548>、
 H株ブル<1572>、H株ベア<1573>、中国A300<1575>、
 南方A50<1576>、iSエマジン<1582>
提供:モーニングスター社