youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、利下げ好感も利益確定売りでもみ合い=BRICs市況

2020-02-10 12:11:00.0

 前週(3−7日)のブラジル株式市場は7日のボベスパ指数が前日比1.23%安の11万3770.3、週間ベースでは1月31日終値比0.01%高となり、小反発した。

 週明け3日の指数は反発して始まり、5日まで3日続伸した。

 週前半は、米国経済への新型コロナウイルスの悪影響は最小限にとどまるとの観測で米株市場が回復したことや、中国人民銀行(中銀)が新型肺炎による景気後退を避けるため、公開市場操作を通じ4000億人民元の資金を供給するなど景気対策を強めたことが好感され、買い優勢。その後もブラジル中銀が金融政策決定会合で追加利下げを決めるとの観測や議会で経済改革の議論が始まるとの見通しで買いが続いた。

 6日は4日ぶりに反落し、週末7日も値を下げ、続落した。

 週後半は、海外市場の上昇や、ブラジル中銀が市場の予想通り0.25ポイントの追加利下げを決めたことが好感され、買いが先行したものの、その後は利益確定売りが広がった。週末は、新型肺炎による死者数が増えたことや欧州主力企業の軟調な四半期決算を受け欧州株が軟調となり、ブラジル株も売られた。

 今週(3−7日)の株式市場は、中国の新型肺炎の感染拡大や米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢などの地政学リスク、世界景気、経済改革、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場などが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は12日の19年12月小売売上高など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社