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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油先物価格持ち直しを背景にもみ合い=BRICs市況
2020-02-10 11:27:00.0
前週(3−7日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の7日終値が前日比1.38%安の1518.23、前週比では0.08%高と小反発した。
週明け3日の指数は4営業日ぶりに反発して始まり、5日まで3日続伸した。
週前半は、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大による世界景気減速懸念で前の週に大きく下げた欧米市場で買い戻しが活発化したことを受け、ロシア株も買われた。その後は安値が続いていたブレント原油先物がOPEC(石油輸出国機構)プラスの技術委員会が原油減産を決めるとの期待感から1バレル=54.5ドルに持ち直したことが支援材料となった。
6日は4日ぶりに反落し、週末7日も値を下げ、続落した。
週後半は、OPECプラス会合が減産量を6月まで日量60万バレルとしたことを受け、原油価格は55ドルを割り込み、ロシア株も失望売りが広がった。週末はベネズエラが米国の制裁を逃れるため、ロシア国営石油大手ロスネフチを経由して原油を輸出しているとして、米国がロスネフチに対し制裁措置を検討していることが伝わると、ロスネフチが急落し、指数の下げを主導した。
今週(10−14日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大、米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える11日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や12日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表の予定は11日の昨年12月貿易収支など。RTS指数は1480−1560ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




