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<新興国eye>前週のロシアRTS指数、原油安や新型肺炎感染拡大懸念で続落=BRICs市況
2020-02-03 09:56:00.0
前週(1月27−31日)のロシア株式市場はRTS指数(ドル建て)の1月31日終値が前日比1.78%安の1517.07、前週比でも5.17%安となり、続落した。
週明け27日の指数は大きく反落して始まった。海外市場場が軟調となったことや、中国で発症した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大による世界景気減速懸念で原油安となり、ロシア株が売られた。
翌28日は反発。鉄鋼・石炭大手メチェルがロシア北部のエルガ炭田地帯に出資している国営天然ガス大手ガスプロム傘下のガスプロムバンクから49%の株式買取請求権を行使したことが好感され、指数の上げを主導した。
29日は小反落し、週末31日まで3日続落した。
週後半は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大から世界景気減速懸念が再び強まり、売り優勢。WHO(世界保健機関)がコロナウイルス感染拡大を受け緊急事態宣言を出したことから、原油先物価格が急落したことも、ロシア株の売りを加速させた。
今週(3−7日)のロシア市場は引き続き原油価格やルーブル相場、海外市場の動向、米中通商第2段階協議、米・EU(欧州連合)貿易協議、英・EU離脱移行手続き協議、中東、特にイラン・シリア情勢、米国の対ロ制裁、中国で発症した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大、さらには7日のロシア中銀の金融政策決定会合などが焦点となる。また、原油価格に影響を与える4日の米API(石油協会)週間石油在庫統計や5日の米EIA週間石油在庫統計も注目される。主な国内経済指標の発表は3日のロシア1月製造業PMI(購買担当者景気指数)や5日のロシア1月サービス業PMI、6日の1月CPI(消費者物価指数)など。RTS指数は1550−1650ポイントの値動きが予想される。
<関連銘柄>
RTS連動<1324>、iSエマジン<1582>、iS新興国<1362>、
WTI原油<1671>、ガス<1689>、原油<1690>、
野村原油<1699>、iエネルギー<2024>
提供:モーニングスター社




