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新興国ニュース

<新興国eye>トルコ国産電気自動車メーカーTOGG、5月から新工場建設に着手へ

2020-01-30 11:23:00.0

 トルコ資本による同国初の国産自動車開発を担っているトルコ・オートモービル・イニシアチブ・グループ(TOGG)のギュルジャン・カラカスCEO(最高経営責任者)は28日の会見で、5月からトルコ北西部ブルサ県ゲムリクで新工場の建設に着手する方針を明らかにした。地元紙ヒュリエトが伝えた。

 カラカスCEOによると、新工場の建設期間は約1年で、建設費用は220億トルコリラ(約4020億円)。完成後の従業員数は4323人となる。TOGGは電気自動車の専業メーカーで、22年から量産化を開始し、年間17万5000台の国産電気自動車を生産する計画。また、32年までに生産台数を年間100万台に引き上げるとしている。

 TOGGでは、30年までに特許を保有する自社開発のSUV(スポーツ用多目的車)やセダン、ハッチバックの5車種を生産する計画で、2月には参考モデル「C−SUV」をスペイン・バルセロナで開かれる世界最大級のモバイル関連見本市「MWC」に出展する。

 カラカスCEOは、「トルコでは30年時点でガソリン車など化石燃料を使用する自動車の市場シェアは50%を下回り、50%超が電気自動車となる」と予想している。

 トルコの国産車構想はエルドアン大統領が17年11月、国産車の製造に着手するため、複合企業大手アナドル・グループや軍用車両製造大手BMC、複合企業大手コチ・ホールディング、トルコ携帯電話サービス最大手タークセル、複合企業大手ゾルル・ホールディングの国内大手5社による企業コンソーシアムを立ち上げたことから始まった。大手5社は合弁会社TOGGを設立し、各社がいずれも19%出資し、トルコ商工会議所連合会(TOBB)も残りの5%を出資している。

<関連銘柄>
 iS新興国<1362>、上場MSエマ<1681>
提供:モーニングスター社