youtube fund_beginer fund_search fund_look

新興国ニュース

<新興国eye>前週のブラジル株、新型肺炎感染拡大などを嫌気し反落=BRICs市況

2020-01-27 10:26:00.0

 前週(20−24日)のブラジル株式市場は主要株価指数のボベスパ指数の24日終値が前日比0.96%安の11万8376.4、週間ベースでも17日終値比0.09%安となり、小反落した。

 週明け20日の指数は3続伸して始まった。米株市場が「キング牧師生誕記念日」の祝日休場でブラジル市場も閑散取引となる中、前の週末の株価上昇の勢いを持続した。

 21日は4営業日ぶりに反落。中国で確認された新型コロナウイルスによる肺炎の感染が中国各地に広がり、米国にも飛び火したことや、トランプ米大統領の弾劾裁判の審理が米下院で始まったことを受けて米株安となったことが嫌気された。

 22日は反発し、23日も値を上げ、続伸。デジタル課税を巡る米国とフランスの貿易戦争が回避されたことが好感された。フランスは、ITの多国籍企業への課税を20年末まで先送りし、米国もフランス製品への関税措置を見送った。また、中国政府が新型肺炎対策で迅速な感染防止策を講じたことにより、WHO(世界保健機関)が非常事態宣言を見送ったことで中国株が反発したことも好感され、買いが強まった。

 週末24日は3日ぶりに反落した。前日に指数が過去最高値を付けたことを受け、高値警戒感からの利益確定売りが出た。

 今週(27−31日)の株式市場は、米中通商第2段階協議、米・EU貿易協議、英・EU(欧州連合)離脱、中東、特にイラン・シリア情勢、さらには新型肺炎の感染拡大などの地政学リスクや世界景気、国営企業の民営化、経済改革の見通し、海外市場、特に米株市場、原油などの国際商品相場などが焦点となる。主な経済指標の発表の予定は23日の19年12月経常収支や30日の1月ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)IGP−MIインフレ指数など。

<関連銘柄>
 ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、
 iS新興国<1362>、上場EM債<1566>
提供:モーニングスター社